5月
14

NEX-FS700 作品

発売前のSONY NEX-FS700をお借りして、作品を制作しました。
「CORAÇÃO(心臓)」というタイトルです。

今年の6月下旬に発売予定のカメラNEX-FS700。スーパー35mm相当のセンサーと
秒間240フレームというハイスピードが特徴の「すごいカメラ」です。

今回はブラジルのカポエイラという武術を海岸で撮影しました。
FS700はフルHDで秒間240フレームの撮影が可能です。
そのため動きのある武術と水しぶきをハイスピードで見せることをメインの演出としました。
今回は銀一の柳下さんのご協力を得てSteadicamを使って、
ダイナミックなハイスピードを目指しました。

↑柳下さんのオペレートは抜群です。素晴らしい映像を撮影できました。感謝!

海の撮影は潮風などもあって、難しかったです。
更に天候があまりよくなく、途中から小雨が・・・
照明にはリングライトを使ってみました。

↑FS700の魅力は「小型で機動力が非常に高い」こと。

筐体が小さいFS700での撮影はコンパクトです。
ハイエース一台に5人のスタッフと機材が全部載りました~!素晴らしい!

またCanonEFレンズの使用も可能です。
撮影では「Metabones」というメーカーのEFマウント変換を使用すると簡単にEFレンズが載ります。
また本体で絞りの調節も可能で、とても便利。

今回は様々なLレンズを使いました。

↑カメラマン一人で海へ。これで240pの撮影が!すごい時代!

今までであったら、これだけのハイスピードを撮影しようとすると、やはりPhantomなどの
「ハイエンドカメラ」を投入しないければいけませんでした。
しかしFS700の機動力とコストパフォーマンスの高さは驚きに値します。

↑今回最高に描写力のあったSIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM。EFが使えるメリットは大きい。

↑カメラが小型なので、ジブの使用も簡単です。

また音楽は山口ともさんにお願いして、パーカッションをレコーディングしました。
非常にハイスピードとマッチした曲が完成できたと自負しております!

↑レコーディング時間約一時間。さすがのパフォーマンスでした。

FS700での作品は、実はもう一本制作中です!
近いうちに併せて公開できると思いますので、是非是非楽しみにしてください。

それにしてもすごいカメラです!!!!!!!

 


4月
28

作例で学ぶAfter Effectsエフェクト百科

After Effectsの参考書って、本当に「これだ!」と思えるものが少ないですね・・・
結局WEBのVideo Copilotやayatowebなどで「勉強」するのが
一番の近道だったりします・・・
結局After Effectsを学ぶのに大切なことは「実践を交える」ということです。
そんな中、いけてる本を紹介します。
After Effectsの達人でしられるミシェール・ヤマザキさんが執筆した
プラグインを通じてAfter Effectsの技を磨ける一冊です。

↑英語本の日本語訳になっております。

↑必要な項目から学ぶことができるのがいいっすね!

↑3Dの技術論も豊富です~

購入はボーンデジタルのサイトからできます。6825円とちょっと高いと感じるひともいるかも知れませんが、
一冊あると、本当に便利です。

詳細はこちらを見てください。

プラグインを通じて、いろいろ力をつけられるというのが、この本の魅力です。
AEの参考書としては二重丸ですね!


4月
25

NAB2012 映像機器ダイジェストその④

NAB映像機器ダイジェスト最終版です~
過去ダイジェストはこちら その①(BMD&RED) その②(Canon) その③ (Adobe)

今年のNABは老舗のSONYとPanasonicが少々大人しかった感じがしました。
もちろん大勢の人が訪れてはいましたが、昨年3DカメラやF65といった大注目のカメラがありました。
今年は老舗メーカーからそういったカメラの発表は余りありませんでした。

そんななかSONYから登場した「NEX-FS700」。なんとHDで240コマのHSが収録できます!
つまり24Pタイムラインであれば、なんと10倍のスローがフレームバイフレームで。これはすごい。

↑ひとだかりでした、NEX-FS700。今回SONYブースの一番の目玉でした。

NEX-FS700はご存知、FS-100の筐体と似ていいます。スーパー35mm相当の大判センサー搭載で
なんとNDフィルターも!このカメラに関しては、追って皆さんにレポートします。(GWでPV撮影します!)
多くの撮影現場で使用されることになると思います。

↑Panasonicのコンセプトモデル、4K VARICAM。

そしてPanasonicも4Kのカメラを発表。まだモックでしたが、デジタルシネマの老舗ともいえる
Panasonicには本当にがんばってもらいたいと思います!!日本のメーカーとして最もハリウッドに近いと
いわれているのがPanasonic。バリカムの再隆盛を期待したいところです。
やはり時代は4K。 カメラがどんどんと制作のクオリティをあげていくことでしょう。

↑そしてJVCの4Kカメラ

更にJVCの4Kカメラ。これは去年から話題になっておりました。
レンズ交換ができないスモールセンサーなので
シネマというよりは、報道などの現場で活躍が期待される一台です。
日本のメーカーもドンドンと4K時代に突入といったところでしょう!

↑こんなカメラもでていました。毎秒600コマのHDが撮影できるカメラです。

小さいガレージメーカーも高性能カメラを展示していました。今回はHigh Resolutionということで
ハイスピードカメラの展示が幾つかありました。価格こそばらつきはありますが、
現場で望まれる「映像」の需要を叶えるカメラがどんどんと形になっています。
4K、HS(High Speed)というのはしばらく映像機器のトレンドになりそうです。

追記ですが、こんな機材も展示されていました。

日本が誇る三脚メーカ、LIBECが発表したリモート雲台REMO30

なんとJIBと併用して使える!今回は新しいJIB50も発表になり
かなりダイナミックな映像制作が可能になります。
価格も安く、かなりの反響だったようです。

↑新しいJIB50とREMO30。かなり使えそうです!

↑いろんな現場でつかわれそうですね!

今年のNABはとにかくてんこ盛りで、充実した4日間でした。
新しい製品もそうですが、時代はHigh Resolution。
4KやHSといった言葉がポストHDのメインテーマになるようです。
技術の進化が、多くの人にハイクオリティという舞台へ導いてくれることになりそうです。

もちろん機材だけでは作品はできません。僕らに大切なのはあくまでも「想像力」です。
エンターテイメントに生きる我々は、
こういった機材の力を武器に、自分たちの想像力を形にしていくことが大切なんですね。

今回一番印象的だったのはCanonの1D Cのデモショートムービーでした。
「the TICKET」という映画だったのですが、4Kの表現力に素晴らしいストーリーが重なっていました。
監督のシェーン氏は「常にストーリーが中心だ。カメラはそれを形にしてくれる大切な機材だ」
といっていました。人の心に届ける映像作りを目指すための技術なんですね。
なるほどー。僕の好きな言葉で「Cast your image into shapes.」というのがあります。
クリエーターは形を作らなければいけないっす!がんばります!


4月
24

NAB2012 映像機器ダイジェストその③

ダイジェストその③です。
ダイジェスト①ダイジェスト②も見てくださいねー)

かなりの人が集まったADOBEブース。
今年はCS6の発表ということもあって、大きな話題を集めていました。
ADOBEはCS6のリリースに併せて、プレゼンテーションを大々的に展開。
著名人を含めて、新しい製品の魅力を伝えていました。

↑常に人で一杯だった、ADOBEブース。プレゼンテーションの質はかなりよかったと思います。

今回リリースされるCS6はかなりの進化になっております。特にPremiere ProとAfter Effectsは
4Kソリューションをしっかりと再現できる安定感をもっています。
Premiere Proの大きな特徴は「シンプルでカスタマイズしやすい」UIです。
素材のサムネイルを表示させることだけでなく、スクラブでサムネイル上再生させることができます。
JKLも使えますし、とても完成度が高いですね。
またキャプチャカードとの相性も抜群で、BMDやAJA、Bluefish444などとの安定感は抜群です。

After Effectsは遂にレイトレースレンダラーを搭載。また3次元のカメラトラッカーにも注目です。
おそらくこの新しいトラッカーの機能だけでも、今回の製品を購入する意味があるでしょう。
(このトラッカーについては追ってまた書きますね!)
またキャッシュ機能も飛躍的に進化しております。すごい!!AE!!最強のコンポジットツールだ!

↑著名人といえばこの人、アンドリュー・クレーマー氏。Video Copilotのファンは日本にも多いはず。

↑今回からバンドルされることになったカラコレツールのSpeedGrade。

そして今回から2つの新しいソフトウエアがバンドルされることになりました。
一つがハイエンドカレーコレクションツールの「SpeedGrade」です。昨年Adobe社の買収でうわさになりましが、
色補正の重要性は大判センサーのカメラが主流になりつつある今、非常に需要が高いと思います。

もう一つのツールが「Prelude」です。これは編集に入る前の素材管理ソフトで、
カメラからの収録素材のインジェストやメタデータの管理などをPremiere Proを使う前に
使用するソフトウエアです。カメラの台数が多い時や、収録システムが複雑の時は役に立つことでしょう。

とにかくあらゆるカードとの相性、カメラデータとの相性が良くなっていますので、
「快適なネイティブ編集」をCS6では実現することができます。

↑Bluefish444のブース。RED5Kの映像が快適に動いていました。すごい!!

↑AJAのブース。こちらは4Kのモニターアウトがリアルタイムで!!これはもっとすごい!!

↑そしてそして、SONYブース。なんとF65のRAWファイルもネイティブで!!すご過ぎるぞ!!!

いやはやPremiere Pro&After Effectsによるワークフローは今のところ「完璧」です。
セミナーで登壇したヴィンセント・ラフォーレ氏も「Adobe無しでは考えられない」と
自らのワークフローについて語っていました。
また映画「ヒューゴの不思議な発明」のVFXスーパーバーイザーでアカデミー賞を取ったレガート氏も
「最強のワークフロー」と言わしめるクオリティは間違いなく多くの評価を得ることになるでしょう。

↑今回発表になったZ820。これが最強のPCですねー。遂にUSB3.0にマザーボードが対応しました!!

HPのZ820も発表になり、いよいよデスクトップの力が凄いことになりそうです。たのしみー
というか欲しい!!!!

ここでちょっと余談ですが、帰りの駐車場で面白い人と遭遇しました。
なんとカラコレのために車を改造した「オンセットグレーディング車」です。
おもしろい~

↑ベンツを改造して!オンセットグレーディング専用の車に!

↑MIL代表のタイソン氏。詳細は www.MILdigital.com 車内はスタジオに。

遂に時代はここまで進化してしまいました。カラコレを現地で!更にLUTを作れるというのは
今のワークフローらしい ですね。ファイルベースならではのビジネスです。
ちなみに車内には2台のMACPROがあって、一台はインジェスト用だそうで、よくできていました。
高級感もあって、革張りの椅子はDPやディレクターにくつろいで画をみてもらうためだそうです。

↑そしてNICT。3Dの様子はお見せできませんが、すごかった!

これもちょっと補足ですが、日本の技術力もすごいです。NICTが展示していた裸眼3Dです。
200視点による裸眼ディスプレーは、本当に回りこみまで表現できる3D映像を流していました。
今まで見たことのない3D映像を体験しました。

いやぁぁぁNABだからこそ体験できた日本の技術力でした!

次回はSONYとPanasonicなどの老舗ブースについて触れます!


4月
23

NAB2012 映像機器ダイジェストその②

ということでダイジェストその②です。
ダイジェスト①はこちら

今回ブースで最も気合が入っていたのが間違いなくCanonです。
展示カメラのクオリティもさることながら、C500と1D Cで撮影したデモショートムービーを
なんと4Kシアターで展開!

いよいよ日本の映像制作も4Kに突入です。

↑まずは真打C500。4K RAWで撮影が可能です。やっと出ました、日本のデジタルシネマカメラ。

なんといってもC500は注目の的です!300万円を切る価格で市場に投入されます。おそらく10月ごろには
発売になるでしょう。 C500は最大120fpsまでの撮影が可能で、EPIC KILLERともいわれています。
しかも24Pまでであればシングルリンクで出力が可能だそうで・・・うーんすごい。

↑C500の背面。グリップがなくなっておりました。ここまでできれば、F65との映像対決が楽しみですね。

↑4Kで収録する再は外部レコーダーが必要になります。写真はKiProクアッドとの併用。

今4K収録が可能なレコーダーは全部で6台あるようです。KiProクアッドやGeminiRAW、UDRなど
各社夏以降に向けて準備をしているとのこと。トータルでも500万円以下で4Kソリューションがそろうことになり、
いよいよF65との対決!といった感じでしょうか?CanonはEFマウントのソリューションもありますので、
4Kによるプロダクションが現実的になってきましたね。

↑そしていよいよ実機が登場、EOS 1D C。4KのMJPEGで撮影できる史上初の4KDSLR。

そしてEOS 1D Cが登場。去年に発表になってから約半年でお披露目です。
フルサイズによる4KDSLRということで、新しい世界を切り開くことになりそうです。
まだ「開発中」とのことですがC500同様に10月 リリースのようです。これも相当楽しみですね。
C500とのすみわけが難しそうですが、外部レコーダーの要らない1D Cはかなりのフットワークが期待できます。
EFレンズの質の見せ所といった感じですね~

↑そして4Kシネマのシアター。連日大入り!!私は45分も並びました。

↑C500で撮影された「Man and Beast」のメイキング画面。とにかく驚くほどキレイでした。

↑1D Cで撮影された「the TICKET」。これも最高に美しかったです。というかストーリーが最高です。★5つ!

今回はCanonブース内に4Kシアターが作られ、C500と1D Cで撮影された4Kショートムービーを公開。
息を呑む4K映像に「間違いなくこれからは4K」と実感しました。
上映の途中にC300で撮影されたムービーも流れていましたが、さすがに画質の差は歴然としていました。
昨年は「C300 の画もキレイだなー」って思っていましたが、大画面だと4Kの解像度は正に圧倒的で、
視聴者に伝える画の強さは4Kならではというのが感想です。今回REDやSONYも4Kシアターを
展開していましたが、個人的にはCanonのシアターが一番見やすかったと思います。
無論F65の画もすごいですけど・・・

↑そして参考出品の4Kモニター。これもすごいキレイでした。

今回Canonが展開したソリューションとして注目すべき点は、4Kモニターも出したということです。
30インチという「適度」な大きさにまとめられた4Kモニターはスタンダードになる可能性もあります。

いやはや凄いぞ!!

またようやくうわさのズームレンズにもお目にかかれました。30-300mmと14.5mm-60mmです。
どんだけ技術力があるんだ~

 

↑出た!脅威のズームレンズ。CanonがんばれMade in Japan。

今回のCanonは昨年までの「沈黙」を破り、一気にその力を開花させた感じです。
誰もが「5D MK3」という言葉を期待していましたが、その考えを大幅に超えた展示となりました。
これからの日本の技術力に期待したいですね!

次のダイジェストは、ズバリAdobeを見てみたいと思います~ 4Kの編集ソリューションです。


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