プラグインソフトウェアの進化

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98年ごろのことだったでしょうか?今から10年くらい前、忘れもしない私にとってのエポックメーキング的マシン、MacintoshのDT233というマシンがありました。IBMが開発したG3というCPUは当時びっくりするくらい高性能で、数本ではあるもののプラグインソフトウェアをネイティブで使えるようになったのです。

ProsonicのOrange VocoderやCubaseVSTに付属されていたプラグインシンセ「NEON」のフィルターをグリグリしながら、プチノイズ(スパイクノイズ)と戦いながら、作曲したものです。

そしてお気に入りだったのがKOBLO VIBRA 1000!フリーのVSTiだったにもかかわらずなんとアルペジエーターがついていました。(今じゃ当たり前だけど、当時は画期的!)ところがアルペジエーターをいじればしょっちゅうフリーズしていたことを思い出します。

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あの時はサンプラーやシンセなどの音源のサポートとして使っており、プラグインソフトウェアが将来メインのシステムの中核になるとは夢にも思いませんでした。

それから10年がたって、サンプラーも音源もすべてプラグインとなり、今やうちのスタジオからはサンプラーも音源も無くなってしまいました。

負荷の軽いプラグインなら、余裕で100本は立ち上がる環境で制作するこの時代、当時からすると考えられないことです。

古いシンセやアウトボードもどんどんプラグイン化され、いまやプラグイン化できない機材は無いのでは?という時代です。

昔、楽器屋に機材を買いに行くように今はプラグインソフトを買いに行きます。

ただ、近年ソフトを買って悲しいことは、でっかい箱を上げるとペラりと1枚、オーソライゼーション番号が書いた紙しか入っていなかったりします。おいおい!ソフトは?CDはDVDは??と思うと最新バージョンはWEBからDLしろとのこと。完全なる過剰包装です。エコではありませんねぇ。

昔のように機材に電源を挿して、初めてスイッチを入れる「火入れ式」なんて儀式は無くなってしまいましたが、その代わり今はプラグインをインストールして初めて立ち上げるときはドキドキものです。

音楽もDLして購入する時代、音楽制作するツールもDLで購入するわけです。モノは介在しない時代になりつつあるわけです。複雑な心境ではありますが、時代は時代です。

ネイティブプラグインシステムの雄、「VST」はVirtual Studio Technologyの略。まさにスタジオもバーチャルになっていくわけです。

そこで、非常に良いことも・・・。すべてはパソコンで完結するわけですから、モバイルで作曲が可能になるわけです。昔なら、車に満載の機材がノートパソコンにすべて入ってしまうわけです。

ということは旅先でも作曲できちゃう訳です。

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モバイル制作セット!
Panasonic Let's note, Frontier Design Alpha Track, Yamaha KX25, 20年以上前から使っているモニターKS10。本来はキーボードアンプ。すでにビンテージ??モバイルなら十分! サウンドインターフェースはこのときはECHO INDIGO。レコーディングが必要なときはRME FireFace400。

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