五目リズムというユニット

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私が大阪でお手伝いをさせていただいているデジタルサウンド講座も今年で4年目。

テクノロジーの進歩で作曲の敷居が下がり、アイディアとヤル気があれば作曲は特別な能力を持つ人だけの表現方法では無くなったのは事実。

ところが、あまりにも敷居が下がりすぎたのか、コンピューターで作曲することは何でも出来るのに、何にも出来ない人を溢れさせた。

やはり敷居は下がれど、そこにはさまざまなルールがある。そして、アイディアとヤル気のある人たちがそのルールを学ぶと、とてつもない力を発揮しだすのだ。そう、デジタルサウンド講座で学んだ生徒たちがとてつもない力を発揮しだしたのだ。

前置きが長くなったが、そのデジタルサウンド講座の受講生5人が組んだユニット「五目リズム」の初パフォーマンスが7月25日、旧神戸生糸検査場で行われた。現代アーティストの巨匠、嶋本昭三氏とのコラボだ。

プロデュースから演出、DJ、VJ、音響・映像システムまで全部この五目リズムのメンバーで進められた。プロデュースされた音楽もプロと何ら差の無い作品に仕上がっている。興味のある方はこちらから試聴してほしい。

http://gomokurhythm.com/

ライブが始まった瞬間、35度を超える真夏にも関わらず、鳥肌が立った。

アートの中に完全に溶け込んだ彼らの音楽、演出、パフォーマンスはまさにこれからの表現方法が提示されているように感じた。アートしてすばらしいのはもちろん、なによりカッコいいのだ。

素人の匂いはそこにはまったくない。オーディエンスも固唾を飲んで「五目リズム」のパフォーマンスを見守っている。3回の公演中、誰一人と、その場を立ち去る人がいなかった。

不況が叫ばれる音楽業界、実はこういったハイアマチュアの人たちが元気がいい。そしてクオリティーもほとんどプロと差が無いのだ。ハイブリッドな生き方をしている人はとにかく強い。

いつもは先生としての立場で彼らに接しているが、この日だけは私の方がいろんなことを学ばせてもらった。

数年後、この「五目リズム」のユニットがどんなカタチに昇華しているのか想像も出来ない。想像もできないことが起こり初めているように感じた。 91.jpg

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