制作技術 Technicの最近のブログ記事

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先日、TASCAMのフィールドレコーダーのレビューをビデオα3月号に寄稿させてもらいました。とにかくすばらしい音質であったことは事実なのですが、今回サラウンドCM研究会で5社のフィールドレコーダーを視聴実験するといった機会に恵まれました。前から気になっていた他社製品との比較をすることが出来たことは非常に大きな収穫でした。

出場選手はFOSTEX PD606、SOUND DEVICE 788T、EDOROL R-44を2台、ZAXCOM Fusion 10、そしてTASCAMのHS-P82。

なんとも贅沢な顔ぶれです。記事にも書きましたが、フィールドレコーダーはメモリータイプになってから音質も価格も劇的に変わってきました。動的システムがないのでS/Nが非常にいいのです。2万円台で買える商品もかなりな音質でレコーディングできることはもちろん、そのバラエティーに富んだ商品郡は正に百花繚乱状態。

そんな中フラッグシップ的中核をなす、5機の視聴が出来るとあってはこれは興味深々。

しかも藝大の千住スタジオでの実験!(いつもお世話になってます!)

そしてムジーク901RLのサラウンドモニタリングは贅沢な限りです。

さて、実験はモノラル素材をパラでRECする方法と、5chをそれぞれのマシンでRECする方法の2パターンで実施。(ソロ・バイオリンをレコーディングしました。)

結果、それぞれに違いはあれど、どれが良い、悪いはまったくありません。10万のものから、100万円を超えるものまで、音質的に差はほとんど無いのです。

HAの差もさほど大きなものでもなく、あとは機能で商品を選ぶだけといった感じ。SOUND DEVICE 788Tはコントローラーがついて非常にユニークな商品。EDIROLは今回の中ではびっくりするくらい低価格。何をしたいかで製品を選べばいいわけです。

しかしすごい時代です。ワークフローしだいでは恐ろしく低価格で恐ろしくクオリティーの高いレコーディングが出来ちゃうわけです。

フィールドレコーダーで音質の差を出すためには、今の時代もしかしてMIC??

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とある企業のVP用の楽曲をプロデュースした際に、オーケストレーションの中にどうしても連打したシンバルの音を入れたくなり、いろいろと音源を探ってみたが、どうしてもしっくりこない。

そこで、パーカショニストの山口ともさんにお願いをしてシンバルを借りてきました。

そして、自らシンバルを演奏したわけです。もちろんシンバルにもシンバル道があるのでしょうが、なんとなくそれっぽい演奏が出来、すばらしいレコーディングができたのでした。

やっぱ、カナモノはC451Bでしょ、と思い込んでいる私は-20のPADを入れて、SSLをかましてレコーディングしました。

いい音です。

良い音の楽器を気に入ったマイクで収録する。そして良い結果が得られたときの喜びは正に生録の醍醐味でもあります。

普段はブースに入ることがない私にとって、モニターの返しを聴きながら、たとえシンバルといえど演奏するのは緊張しました。

プレーヤーさんの気持ちを感じましたとさ。

60.jpgUAD Softwareがついに5.5.0へ。もしや、AUTOTUNEが追加されたか?と思いきや。今回はTRIDENTのEQが追加。UADはすでにEQ祭り状態なのでそんなに興味はそそられないアップグレードに終わった。次こそ、AUTOTUNEが搭載されることを心待ちに、今回もポチることはやめました。俺って大人になったなぁ。

しかし、UADの独自路線は突き進んでいます。ただ、なぜシンセが出ないのかは不思議。MOOG FILTERはあるのにねぇ。

ま、次のアップデートでMANLEYかAUTOTUNEが入ってくることを願うばかりです。