Panasonicの新しい3D複眼のカメラ、3DA1で立体視映像の撮影を先週しました。
キャリブレーション要らずのこのカメラ、最高です。
3DモニターのBT-3DL2550と合わせての撮影となりました。被写体はオーケストラ。
NewYork Symphonic Ensembleの福岡公演を収録。
実は去年も2台のカメラで撮影をしたのですが、キャリブレーションが要らないのと、
その場で3D映像を確認しながらの撮影ができるので、本当に「確実」「簡単」「高画質」の
そろい踏みの体制を整えることができるようになりました!
↑いよいよ秋に発売になります。3DA1。立体視の撮影の垣根を一気に下げてくれました。
3DA1は史上初の複眼カメラ。視差は6cm固定であるものの、コンバージェンスを自由に
変えられるので「演出」に合わせた立体収録ができます。
確かに若干の知識は必要としますが、慣れてしまえば面白いようにステレオ映像が手に入れられます。
↑音声も多チャンネルで収録。音は本当に重要です。かなりのマイクを林のように立てました。
3DA1の大きな特徴は、HD-SDIの出力をLRで取れると同時に、
SDカードにもAVCHDでステレオ収録ができます。ファイルベースとしても扱いやすいですし、
外部機器とのセッティングも簡単に組むことができます。
今回は3Dモニターに接続しただけでしたが、多くの現場スタイルに対応できるのも素晴らしいですね。
↑被写体との距離を正確に測りさえすれば、あとはコンバージェンスを決めるだけ。凄い!
↑団員の人も興味津々。「COOL!」の連発でした~
3DA1を含めた、3Dのワークフローの講習会を定期的にやっています。
http://www.pronews.jp/news/1006251731.html
僕はCS4を使った編集とCG、オーサリングの解説担当です。
是非ご参加ください!