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今年のNABのキーワードの一つは「デジタルシネマ」でした。
その中でも4Kという言葉とColorという言葉は会場のあちらこちらで見られましたね~

まずはなんといってもBlackmagic Designです。昨年はBMCCの発表と数々の新製品をラインアップして
多くの人を驚かせました。
そして今年もやってくれました!なんと約10種類もの新商品を発表しましたが、その中でも
1)Pocket Cinema Camera
2)Production Camera 4K
3)DaVinci Resolve V.10
というのが大きな目玉でしょう。

Pocket Cinema CameraはSDカードにHDサイズのBMD FILMガンマ(13ストップ!)の映像を
ProResとCinemaDNGで記録することができます。
価格も10万円程度と、おそらくこのコンパクトさであっても相当きれいなシネマ映像を
記録できることになります。
16㎜相当のセンサーでマイクロフォーサーズマウントというのも大きな魅力ですね~

実際に手に取ってみましたが、本当にコンパクトでした。

↑まだRECはできなりβ機でしたが、かなりすごいことになりそうです。

そして遂に出ました!4K!
スーパー35㎜相当のセンサーでいよいよBMCCの4Kバージョンが発売になります。
Dレンジは12ストップになりますが、4KでProResとCinemaDNGで収録可能!
BMCCと全く同じ筐体にすることでおそらくコストを抑えることにも成功しているのでしょう。
なんと価格も40万円程度と、これはかなり恐ろしいことに。

今回BMDからは「6G SDI」という規格が発表になりました。
これは4Kの映像を1本のSDIで伝送するというもの。今回の4Kカメラに加えて4Kスイッチャなども
発表になりましたが、全て6G SDIで結ぶことになりますね。

↑いよいよBMDも4Kの世界へ!40万円ということで、4Kの垣根が一気に下がるでしょう。

そして待望のDaVinciがバージョン10に。なんとライブ色補正機能が付きました。
これは現場のライブカメラ入力を、そのまま色補正して出力させることのできる機能です。
これでワークフローそのものが変わりそうですね。
また遂に編集機能も追加されることになりました。この進化も、NLEへの仲間入りを果たすことになるかもです。
さらにOPEN FXによるプラグインの仕様も可能になるなど…
いやはやDaVinciの進化は、驚異的です!

↑遂に編集ができるように。ビデオトラックも増やせます。

そして4KパイオニアのREDの勢いも、目を見張るものがありました。
昨年のNABでDRAGONセンサーを発表し、世界初の6Kデジタルシネマに期待がかかります。
ブース内では、なんとDRAGONセンサーの交換プログラムをおこなうラボを公開展示!
実際にMXセンサーからの交換を行っていました。
NABの開催に合わせて、ついにDRAGONセンサーの発売も始まりました。

今のところシリアル#順に交換が行えて、EPICからでは$9500という価格が 発表になりました。

またMotion Mountという新しいマウントが実機展示されていました。
なんと電子NDフィルターが搭載されているのと、グローバルシャッター機能が付きます。

↑EPICのMXセンサーがどんどんとDRAGONに…ブース内ではDRAGONの映像が発表になっていないため
どこまで本当なのか…相変わらず真相はいつも闇に包まれています。

↑実機展示された「Motion Mount」~電子NDフィルターが追加されます。
またなんとグローバルシャッターも!夢のようなマウントです。$4500で、10月にPLマウントから発売に。

そして昨年11月に発表になったSONYのF55も大きな注目を浴びていました。

スタジオ仕様のF55なども発表になってましたね~メイドインジャパンのデジタルシネマカメラは
おそらく今年、世界で最も使用される一台になるでしょう。
何度か私も撮影しましたが、その描写力は正に次世代!新しい世界です。

高感度センサーにグローバルシャッターなど、日本の技術力は最強です。

↑F65とF55。夢のデジタルシネマ機。F55は最高のカメラです。

↑4Kを横に並べて撮影し、8K解像度でスポーツを観戦。HD切り抜きをジョイスティックで追いかけるという
4Kカメラの新しい使用方法などが紹介されていました。面白い!

そしてADOBEブースは、いつも人で満杯!!
今年もVideo Copilotのアンドリューが登壇していました。
お題はもちろんElement 3D。Ver.1.6がリリースされて、その機能もかなり充実してきています。
デプスをParticularなどと共有できるため、更に追い込んだコンポジットができるように…
この人天才です。250人以上の人だかりで、おそらくNAB最大のデモでした。

そして気になるCSの新バージョンですが・・・After EffectsがCinema 4Dとの連携を強めたり、
Premiere Proも多くのバージョンアップが予定されています。
しかしそのバージョンアップの真相は??なんと5月に発表だそうです。楽しみ!

↑スクリーンが見えない!人だらけのアンドリューのデモ。すごい!

そしてNAB開催直前にかなりの話題となった、手ブレ防止装置のMOVI。
ビンセント・ラフォーレがデモ映像を制作して「Game Changer」と称された一台。
これもひとだかりでした。 触ってみましたが・・・確かにすごい。ぶれない。かなりのフローティング!

↑価格が150万円とは…でもステディカムを超えるともいわれるMOVIの可能性は無限大??

こういったステディカムシステムに加えて、今年はヘリコプターが大人気でした。
GoProを搭載できるDJIのPhantomは特にブースも大きく、賑わっていました~
ヘリコプターのブースはおそらく数十社でていまして、カメラの小型化というトレンドを裏付けるブームですね。

↑$600程度で購入できるとあって、人気はすごかったです。GPS内蔵のPhantom。すごいっす!

そして最後に…

NHKが8K映像を発表していました。正直、驚きの映像でした。
スペースシャトルの発射の瞬間など、とても印象的な8K映像をシアターで見ることができました。
まだ4Kですらワークフローが確立していない時代ですが、
映像を撮影~投影までできる技術を持っているとは!

いやいや技術はどんどんと進化しますね~

↑8Kカメラです。日立製。

いよいよ2013年はデジタルシネマが大きく発展する1年になりますね!
マリモレコーズもたくさん作品をつくります!!
充実のNABでした~

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