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近年の音楽制作機材の中での一番の進歩と言えばコントローラーがあげられるかも知れない。
コンピューター化が進む中、ハードウェアの利用が減り、ユーザーはより直感的に、より感覚的にパラメーターをコントロールすることを望むようになったと思う。そしてコントローラーはものすごい発展を遂げている。
その頂点ともいえるのがProToolsのICONだろう。でっかいマウスと揶揄する人もいるくらいだが、コントローラーの頂点だろう。
今までのコンソール(卓)とは基本的に扱うモノが違う。音楽のことを詳しく知らない人は、SSLの卓もICONも同じ機能であると思っている人も少なくはない。ICONはオーディオ信号を扱うのではなく、あくまでProToolsをコントロールするコントローラーなのだ。
アンチ、フィジカルコントローラーだった私も今や、DM2000をコントローラーとして使い、コントローラーなしでのプロダクションは考えらないところまで来ている。
そして最近、目を見張るのが、ローコストなコントローラーだ。とにかく今やどのくらいあるかはわからないくらい種類はある。
ここ最近ではAlpha Track、Fader Portなんかもその操作性に驚いた。そして今度発売されるSteinbergのC121のプロトタイプを見たが、ストイックまでにCUBASE、NUENDOに特化したコントローラーで発売が待ち遠しい。
で、先日あるコントローラーに出会った。それはNovationのNocturnだ。たった¥16,000そこそこで、その機能性には驚いた。
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今までのコントローラーとは一線を画すコントローラーなのた。まず設計がユニバーサル。AutoMap機能はコントローラーにパラメーターアサインを自動で行なってくれ、希望とあらば、「Learn」ボタンひとつで好きなパラメータを好きなロータリーエンコーダー、ボタンにアサインできる。
しかもMixerだろうが、Instrumentだろうが、FXだろうが、ボタンひとつですぐにコントロールできる。フィルターのカットオフも気持ちよくグリグリ出来る。
はっきり言って驚いた。すべてのロータリーエンコーダーはタッチセンスつきで、オートメーションだって簡単に記録できる。
そしてなんといってもロータリーエンコーダーの操作性が高い。よくあるロータリーエンコーダーはGUI上のつまみを90度回したいと思っても120度まわさないといけなかったり、気持ちよくコントロールできないことが多い。
ところがこのNOCTURNは直感性を失うことなく90度はほぼ90度回せばいいのだ。
いやー気持ちいい。非常に軽いので、モバイルでは必須になることは間違いなしだ。
ただ、ひとつ苦言を言うならば見た目がデザイン性に優れすぎて、初めて見る人にはその機能性がわかりにくいことだろう。
しかし、こんな低価格でこんなことが出来たら、次はどんなコントローラーが出てくるのかが楽しみだ。

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