SDでやWEBで納品がわかっている場合、グリーンバックの撮影にちょっとした裏技がある。
それが「縦撮り」だ。
実は裏技といっても、HDのサイズを利用した応用といってもいい。
人物などのFFをグリーンバックで撮影したい場合、
せっかくの16:9を活かすためにもHDカメラを思い切って90度傾けてしまおう!
つまり16:9ではなく、9:16にしてしまう。
どうせAfterEffectsで加工するのだから、この際被写体のサイズを稼ぐためにも、
人が画面いっぱいに入れば、よりきれいに素材を撮影することができる。
HDの縦の大きさは1080であるため、カメラを縦にして撮影しても
SDの横の大きさ、720より大きく撮影できるということなのだ。
こうしておけば、FFでも十分使えるし、BSのサイズに寄ることもできる。
一回の撮影で、寄り引きのカメラ割りが可能になるので、とても楽だ。
しかしここで問題がある。普通のカメラ三脚だと、カメラを90度傾けることはできない・・・
そこで使うのが写真用の三脚だ。写真の世界ではもちろんカメラを縦に使うことがよくある。
そして三脚ももちろん縦に雲台を傾けることが可能!
ということで、グリーンバック撮影の際は写真用三脚を購入しましょう~
別にワークする必要がないので、安いやつで十分ですよ~
↑ 写真はカメラ三脚とZ7J。縦撮りはこんな感じです。