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イコライジングは熟知した上で駆使すると個性的な使い方もできるプロセッサーだ。
たとえば簡単に出来る効果的な方法は・・・。
■ラジオボイスの作り方
低音250~500Hz ぐらいより下を全部切る。そして2~3KHzぐらい上も全部切る。そうするとアラ不思議!?安っぽいラジオサウンドになります。これをモノラルにすればさらに安っぽい音になって効果的な使い方が出来ます。そう、安っぽいラジオのスピーカーは低域と高域が出ていないのです。EQでそういった状況を作り出してやるんですね。ノイズを足せば、完璧です。
■すっきりピアノ
実はピアノにはたくさんの倍音成分を含んでいます。よくこの成分が低音楽器とぶつかったりして、音がぼやけてしまうことがあります。そんなときは低音をばっさりEQで切ります。そうすれば、アラ不思議、アンサンブルの中でピアノがすっきり聞こえます。これはボーカルなどにも適応できます。アンサンブルの中ですっきりさせたいときは中高域パートの低音をばっさり切っちゃうのです。ただ、これはポップスやクラブミュージックには向きますが、JAZZのバラードやクラシックには向きません。なぜなら、ハイファイ感が無くなります。この方法はたくさんの構成音のある中で効果的にピアノを聞かせたいときに有効です。くれぐれもピアノソロでこの方法は使わないように・・・。
イコライザーのゲインをオートメーションすることもコツのひとつです。便利な時代!
■リッチなリバーブ空間を作ってみる。
リバーブのパラメータに高域、低域の周波数を減衰させ、すっきり聞かせる方法があります。ハイダンプなんていうパラメータがあり、私もボーカルなどにリバーブを使用する際は必ずといってよいほどリバーブの高域成分を適宜カットします。ところがこれがクセモノですっきり聞こえるけれどもハイファイ感がなくなることもしばしば。そこで裏技的にリバーブ成分だけ15KHz近辺より上をブーストします。そうするとアラ不思議、リッチな空気間が生まれます。これは構成する音が多い場合、効果はあまりありません。静かな楽曲の中で聞かせたい音に使うと効いてきます。
但しこれには注意があります。44.1KHzや48KHzではよくわからなかったりします。この方法を試してみるときは是非96KHzのプロジェクトで使用することをすすめます。
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EQは時にフィルターのような使い方も出来、音をコントロールするプロセッサーとしてはかなり重要なポジションを占めます。はっきり言ってEQ無しでは楽曲のプロデュースは出来ません!EQをコントロールできるようになれば、音は確実にプロクオリティーに近づくはずです。
そしてEQにも個性があります。エンジニアはプロセスするサウンドにあわせてEQを選んだりもします。プラグインで有名なのが、SONNOX、GMLなどが挙げられます。私の尊敬するエンジニアさんはこのGMLをかっこよく使いこなします。
個人的にはUAD-1のNEVE1073はかなりの頻度で使用します。これはオリジナルにかなり近いのではないでしょうか?もちろんオリジナルはヴィンテージですから手に入り難いですし、プラグインならDSPの許す限り使えますしね。ガッツリ効くのが魅力的です。
私の希望ではAVALONのEQプラグインが出たら即買いですね。多分出るんじゃないかなぁ、いや、絶対に出る!信じよう。

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