2Kで120Pのスーパースロー撮影で
やはり素材に大きく影響するのが照明だ。
今回は撮影監督の手配でARRIのデイライトを使った。
色温度は6000K~5000K。アイランプにB5フィルターを使ってガンガン炊く予定だったが
最終的にはARRIを4発使った撮影になった。
一番の懸念がやはりフリッカーだ。
今回はフリッカーフリーの電源を用いて、どこまでスローを表現できるかだった。
照明の技術者いわく「完全なフリッカーフリー」はあり得ないらしいが
画角や角度でも追い込んだ調整はできる。
しかし120Pとなると、話は少し変わってくる。
↑ARRI。相当明かりを稼げます。
↑電源。4発使って、スタジオパンク寸前。
実際今回の撮影でも3分の1位の素材に弱くではあるがフリッカーが出てしまった。
もちろんカラコレ等でほぼ消すことができる範囲ではあるが、
僕ら撮影陣の大きな敵・フリッカー。
REDであっても、さすがに消すことは難しいのだ~
もちろんモニター環境も大切。
今回はREDのHDSDI-OUTの出力をAJAでHDMIに変換しそれを液晶モニターに出しました。
しかし・・・ARRIのデイライト4発でスタジオ電源が限界に・・・AJAの動作が不安定になってしまい
画面がガタガタに。
フリッカーなのか、何なのか、ワカラネーって感じで大変失礼いたしました~反省。
やっぱHD-SDIモニター要るねー。だよねー。
↑AJAのコンバーターHi5。少し非力だったなー