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今年は、マスタリングの本も書かせていただき、いろいろとマスタリングについて考えさせられる一年でした。

そして今年最後のマスタリングはヲノサトル氏の「ムードコアスカッドライブ」アルバムのマスタリング。これが素晴らしい出来で、マスタリングのし甲斐もあります。どのプレーヤーも一流な上、ヲノ氏の独特のハーモニーが冴えわたる素敵なアルバムに仕上がりました。

さて、そんなアルバムですが、このご時世、ヲノ氏自身が演奏はもとより、ミックスまでされるというイマドキのインディースタイルなんですね。そしてマスタリングが終わったその次の日には配信という、これまたイマドキの超特急リリースなんです。

もちろんマスタリングもダラダラやってられません。

そんな時代背景を反映してか、ヲノさんとのマスタリングはマスタリングで何とかねじ伏せるのではなく、問題があればミックスに戻るという手法をとります。これが非常に合理的。マスタリングをしていくうちに、キックを上げようとか、ボーカルを下げようとか、その場でミックスファイルを書き出して、マスタリングをし直すのです。

ノートブック一台でオーディオインターフェースもつなぎません。なぜなら、マスタリングの問題を解決させるためにミックスを直すわけですから、ミックスファイルをモニターする必要がありません。マスタリングセッションで反映されることが目的なので、ヲノ氏はトラックのフェーダー、ゲインをちょっといじって、そのまま書き出す。そしてファイルがハンドリングされるわけです。

なので、ストライクゾーンに入れるのが早い早い。

あっという間にどんどんトラックがまとまっていきます。

そもそもマスタリングは音を良くする過程ではなく、楽曲を世に送るためにちょっと整えてあげる工程なんですね。だから、私のポリシーはあくまで、ミックスを覆すようなマスタリングはしない。だからミックスが光るようにちょっと磨いてあげるわけです。

最近のマスタリング事情は合理的スピード時代を反映してか、こんなワークフローなんですね。

そうそう、そんなアルバムはここでDL販売しています。間違いなく年末年始、イチオシのアルバムです。しかも1,000円!(お得!)
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http://ototoy.jp/_/moodcore/p/24320

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